福祉広報 令和3年3月発行 第504号 〜夢は大きく 志は高く〜 大阪ワークセンター おかげ様で創立30周年!  身体障がい者授産施設として平成2年4月に開設した大阪ワークセンターは、昨年3月末で30周年を迎えることができました。  これもひとえに皆様のご理解とご支援並びにご協力の賜物であり、厚くお礼申し上げます。    大阪ワークセンターは、当協会が障がいのある方に、地域社会との交流や積極的な社会参加を図る場を提供するために設置した大阪では初めての民営の授産施設です。  障がいのある方が仕事を通じて自立するための能力を高め、豊かで安定した生活が送れるよう全力で支援し、地域と共に生きる開かれた福祉施設として皆様に親しまれています。  施設では、一人でも多くの方に施設の福祉サービスを通じて、経済的・社会的自立を目指していただけるよう、個性を尊重した生産技能の習得と豊かな人間性を育む生活支援を行っています。   皆様からのご依頼が障がい者の社会参加につながります!  大阪ワークセンターでは、障がいのある方々に対する生産活動を通して、就労や地域での自立を目指すための支援を行っており、印刷関連から軽作業までお仕事のご注文を受け付けています。  個人事業主様から地域の自治会、病院施設、福祉施設、教育機関、大阪府や和泉市等の公的機関様等多くのお客様と取引をさせていただいており、大変ご好評をいただいています。      印刷等のご注文では、名刺(100枚1,100円(税込)から)、封筒、チラシ、パンフレット、ポスター、年賀状、学校新聞、小冊子等のデザイン作成から印刷まで承っています。低価格で丁寧な作業はご好評をいただいています。  ご自身でお作りになられたデータを持ち込んで印刷のみの依頼も大歓迎です。  料金の詳細につきましては、無料でお見積りさせていただきます。  また、会議や講演会の録音、音声を起稿(テープ起こし)します。出張録音も承っています。  その他、請負生産や内職等の軽作業及び陶器の製作依頼等の作業も受け付けています。独自の焼き窯もありますので、焼き上げだけでも大歓迎です。  ぜひご利用ください。   また、大阪ワークセンターでは、「大阪ワーク相談支援センター」を2019年10月から開設し、特定相談支援事業及び障害児相談支援事業を実施しています。  障がい者及び障がい児の自立した生活を支え、課題の解決や適切なサービス等の利用計画の作成及びモニタリング等のきめ細かな支援を行っています。  お気軽にご相談ください。  〜問い合わせ先〜   大阪ワークセンター   〒594-0031   和泉市伏屋町5−10−11   TEL 0725−57−0883  FAX 0725−57−0884   E-mail w-center@triton.ocn.ne.jp   HP http://www.osakaworkcenter.jp/ 令和3年度 厚生労働省 障害保健福祉部予算案の概要 ◆予算額 (令和2年度予算額)   (3年度予算案)  (対前年度増▲減額、伸率)  2兆1,422億円(※) → 2兆2,351億円(+929億円、+4.3%)  ※臨時・特例の措置分除く。 ◆障害福祉サービス関係費(自立支援給付費+障害児措置費・給付費+地域生活支援事業費等) (令和2年度予算額)  (3年度予算案) (対前年度増▲減額、伸率)  1兆6,347億円 → 1兆7,303億円(+956億円、+5.8%) 【主な事項】※括弧内は令和2年度予算額 ■良質な障害福祉サービス、障害児支援の確保         1兆6,789億円(1兆5,842億円) ■地域生活支援事業等の拡充【一部新規】               513億円(505億円) ■障害福祉サービス等提供体制の基盤整備                48億円(68億円(※)) ※ 臨時・特例の措置分除く。 ■聴覚障害児への支援など障害児支援の推進【一部新規】        4.4億円(3.6億円) ■芸術文化活動の支援の推進【一部新規】               4.6億円(4.1億円) ■視覚障害者・聴覚障害者等への情報・意思疎通支援の推進【一部新規】 4.2億円(3.7億円) ■精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築【一部新規】    7.2億円(6.4億円) ■発達障害児・発達障害者の支援施策の推進【一部新規】        7.0億円(6.3億円) ■障害者に対する就労支援の推進【一部新規】              22億円(14億円) ■感染防止に配慮した障害福祉サービス等提供体制の確保【新規】     14億円            令和3年度大阪府当初予算案の概要(障がい保健福祉関係) (一般会計) 区分 3年度当初予算 2年度当初予算 前年度増減比 2当初/1当初 福祉部予算 3,552億1,288万3千円 3,366億7,195万円 105.5% 障がい福祉室予算※福祉部予算の内数 1,025億8,997万2千円 959億8,000万円 106.9% 健康医療部予算 4,734億4,523万8千円 2,865億5,735万6千円 165.2% 【主な予算】                               単位:万円 ( ):前年度予算 ○福祉情報コミュニケーションセンター運営費               40,139(31,905)   府における障がい者の意思疎通支援や手話言語習得機会確保等の拠点施設として福祉情報コミュニケーションセンターを運営 ○地域生活支援事業費                           3,578 (8,073)   障がい者の社会参加を促進するため、各種支援者の養成・派遣等の事業を実施。 ○障がい者施設等整備事業費補助金                    12,545(12,386)   入所施設からの地域移行の促進及び重度障がい者の住居の確保や安全・安心の確保等のため、協議のあった社会福祉法人等に対し、障がい者施設等の整備・改修等に必要な経費を助成。 ○障がい者差別解消総合推進事業費                     2,381 (2,363)   障害者差別解消法及び大阪府障がい者差別解消条例を踏まえ、相談等の体制整備や障がい理解を深めるための啓発活動を実施。       ○障がい福祉サービス等事業者継続支援事業費               38,546 (    0) 新型コロナウイルス感染症が発生した障がい福祉サービス施設・事業所等が必要なサービスを継続して提供するために、通常の障がい福祉サービスの提供では想定できない、かかり増し経費等を助成。