社会への完全参加と平等の実現

「余暇活動」に対する社会的価値を高めよう!

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~「共生社会」の実現に向けた政策提言より~

理事長  西口 禎二

 皆さまこんにちは。今年は梅雨明けが早く、連日猛暑日となっていますが、如何お過ごしでしょうか❔
 私、西口禎二は、去る6月23日、社会福祉法人大阪障害者自立支援協会評議員会、理事会において理事長に再任いただき3期目に入りました。皆さまのこれまでのご支援、ご協力に感謝申し上げますとともに、引き続き、よろしくお願い申し上げます。 これまでの2期4年間、職責を果たせたのか不安でなりませんが、職員の課題解決に向けた全力投球の姿に大変勇気づけられてきました。職員には、この場をお借りして心より感謝申し上げます。

 さて、2月18日の本稿においてご報告しました「『共生社会』の実現に向けた政策提言」でも触れておりますとおり、「余暇活動」は、スポーツやレクリエーション活動、文化芸術活動など、自己実現のための活動であり、人々の生活に潤いをもたらす不可欠な活動です。こうした活動は、心に余裕をもたせ、心を癒す効果があり、心の健康を保つために必要な活動、すなわち「生活の潤滑油」であり、「余暇活動」の社会的価値を高めるとともに、障がいの有無にかかわらず誰もが、いつでも、どこでも、気軽に「余暇活動」に関われる環境を整えることが必要と訴えています。

 提言の具体的内容は、当法人及びビッグ・アイのHPに掲載していますので、下記よりご覧いただければと思いますが、皆さまには、今後、政策提言へ賛同いただくとともに、SNS等を活用して提言内容を拡散するなど、その実現にお力添えを頂ければ幸いでございます。

 私はスポーツ、中でも野球が大好きです。その野球界に大きな功績を残された二人に関するニュースが飛び込んできました。一人は、日本の野球界の宝であり、野球界から初めて文化勲章を受章された〝ミスター”こと長嶋茂雄読売巨人軍終身名誉監督の訃報という悲しいニュースです。もう一人は米大リーグに野手として初めて挑戦したイチローさんが日本人初の米国野球殿堂入りを果たしたという嬉しいニュースです。

 この二人に共通することは、いずれも「天才」と評されていたことだと思いますが、私は「努力を続けることのできる天才」と思っています。イチローさんが、試合前の準備に人一倍時間をかけ、入念にストレッチ等を行っていたことは有名な話ですが、長嶋さんの陰の努力は案外知られていないのではないかと思います。「努力は人に見せるものではない。」との信念を貫き、大変な努力をされていたことは、知る人ぞ知る話です。努力しても夢や希望が実現するとは限らないかもしれませんが、この二人に限っては、「努力は裏切らない。」を自ら実践し、証明してみせたのではないでしょうか。 ❝あっぱれ‼‼‼❞

このように観る人に感動だけでなく、努力の素晴らしさを伝えてくれるスポーツなど、余暇活動の社会的価値を高めるため、皆さまには、政策提言への賛同とともに、その実現のためのお力添えをいただけるよう切にお願い申し上げます。

 政策提言はこちら

令和7年8月5日

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