福祉広報 令和2年1月発行 第497号

令和2(2020)年知事年頭所感

大阪府知事 吉村 洋文

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年4月の知事就任以降、大阪市長としての経験も活かし、成長をさらに加速させるとともに、大阪の成長が府民の皆さまの豊かさにつながるよう、府政を前に進めてまいりました。
東京オリンピック・パラリンピックが開催される今年は、大阪にとっても未来を決めるターニングポイントです。日本の将来に大きなインパクトを与える2025年大阪・関西万博や統合型リゾート(IR)の準備に万全を期さなければなりません。また、新たな大阪の都市の形を問う大阪都構想について、年内の住民投票をめざしています。
2025年万博を、世界中の人が驚く、未来社会を先取りしワクワクする万博にするために、準備を本格化させます。万博のテーマである「いのち輝く未来社会」は、「誰ひとり取り残さない持続可能な世界の実現」をめざす、まさにSDGsが達成された社会です。障がいのある人もない人も、一人ひとりが尊重され、幸せに生きることが出来る社会の実現を目指してまいります。
今年6月には、大阪府の障がい者の相談支援・意思疎通支援・手話言語の習得機会の確保などの総合的な支援を実施する拠点施設として、大阪市東成区の森之宮に「府立福祉情報コミュニケーションセンター」を開設します。今後はこの施設を拠点として、福祉関連の情報提供やコミュニケーション支援など、障がいのある方々の活動を支える施策を着実に進めてまいります。
また近年、地球温暖化といった気候変動の影響により、災害が激甚化しており、昨年も度重なる台風などにより、全国で大きな被害が発生しました。いつ起こるか分からない災害に備え、着実にハード対策を進めるとともに、昨年導入した災害モード宣言の運用などのソフト対策を組み合わせ、災害対応力を高めてまいります。
2025年、そして、その先の将来に向けて、「世界の中で躍動し、成長し続ける大阪」の実現をめざしてまいります。皆さまの一層のご理解とご協力をお願いいたしますとともに、本年が皆さまにとって実りあるすばらしい年となりますようお祈りいたします。

新年のご挨拶

大阪府議会議長 三田 勝久

 新年明けましておめでとうございます。皆様方には、清々しく新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
社会福祉法人大阪障害者自立支援協会におかれましては、里中理事長をはじめ役員並びに関係の皆様の並々ならぬ御熱意とたゆまぬ御努力により、障がい者の自立と社会参加の促進に多大な御貢献を賜っておりますことに、心から感謝を申し上げます。
私ども大阪府議会といたしましても、自立と共生の理念の下で、府民の皆様の人権が尊重され、生き生きと活躍できる社会の実現に向けた取り組みを進めてまいりますので、皆様におかれましても、より一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 さて、昨年6月、我が国初のG20サミットが大阪で開催されました。  関係者の御努力により、各国首脳をはじめ、海外の政府関係者やメディアなど来阪された多くの方々に、大阪・関西のポテンシャルを存分に感じていただけたと確信しております。
 また、7月には、「百舌鳥・古市古墳群」が大阪初となる世界文化遺産に登録されたほか、9~10月には、アジア初となるラグビーワールドカップ2019が開催され、大阪でも東大阪市花園ラグビー場において熱戦が繰り広げられるなど、昨年は、大阪・関西が明るい話題に沸き立ち、世界中から大いに注目を集めた、まさに、大阪の「成長・発展」を強く実感できた年であったと思っております。
 今後も、2020年東京オリンピック・パラリンピックや来年開催のワールドマスターズゲームズ2021関西などの機会を活かして、大阪・関西の魅力を広く世界へ発信して、2025年大阪・関西万博の成功に繋げていきたいと決意を新たにしております。
 年頭にあたり、社会福祉法人大阪障害者自立支援協会の益々の御発展と皆様の御健勝、御多幸を心からお祈り申し上げまして、新年の御挨拶といたします。

新年のごあいさつ

社会福祉法人 大阪府社会福祉協議会 会長 井手之上 優

 新年、あけましておめでとうございます。
 皆さまには健やかに新年をお迎えになられたこととお慶び申しあげます。
 また、日ごろから本会の事業運営に格別のご支援とご協力を賜り厚くお礼申しあげます。
 さて、国の社会保障審議会福祉部会では地域共生社会の実現に向けた検討がすすめられています。そこでは、断らない相談支援や多様な社会参加や就労支援、権利擁護の支援、地域での支えあう関係の育成支援のあり方などが議論されており、既存事業や仕組みを改善するとともに、新たな施策・事業を展開して、誰もが安心して生きがいをもって生活できるまちづくりの実現を目指しています。
 しかし、その一方で、子どもの引きこもりを背景にした事件や津久井やまゆり園の事件、障がい者雇用率に関する問題や職場等での虐待問題、公共交通機関での相次ぐ事故、乗車拒否問題など、さまざまな課題が山積しており、各種の法整備とともに、共生社会の理念が広く国民に浸透していくように、関係者とともに着実に取り組んでいかねばなりません。
 さまざまな生きづらさや生活の困難についての正しい理解を深め、偏見や差別をなくし、国民一人ひとりが我が事として支え合うまちづくりをすすめていく必要があります。
 貴協会におかれましては、多くの団体との連携・協働のもと、障がいのある方々の社会参加と自立をすすめるため、当事者の声を広く社会に発信する活動を長年にわたり熱心に進められており、心から敬意を表する次第です。
 当会におきましても、「福祉と共生のまちづくり」の理念、「出かける・つなぐ・創る」のキャッチフレーズのもと、誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指し、貴協会をはじめ多くの福祉団体の方々とともに大阪の地域福祉の推進を大いに努めてまいりたいと考えております。
 府民の誰もが平和で、安心・安全に暮らせるよう、皆様方のご理解となお一層のご支援をお願い申しあげまして、新年のごあいさつといたします。

新年のごあいさつ
 
 一般財団法人 大阪府地域福祉推進財団 理事長 髙﨑 博

 新年あけましておめでとうございます。
 皆様方におかれましては、令和になって初めての新年を健やかにお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
 さて、今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。この2020東京大会は「スポーツには世界と未来を変える力がある」をビジョンとして、「すべての人が自己ベストを目指し(全員が自己ベスト)」、「一人ひとりが互いを認め合い(多様性と調和)」、「そして、未来につなげよう(未来への継承)」の3つをコンセプトに実施されます。世界の国や地域から一流のアスリートが集い、最高のパフォーマンスにより、世界の人々に「感動」と「夢」を与えてもらえることと大いに期待するとともに、楽しみにしています。
 また、世界の方々を最高の「おもてなし」で歓迎し、国際的な交流がより一層発展することを願います。
 貴協会では、「大阪府立障がい者交流促進センター(ファインプラザ)大阪」において、障がい者はもとより、府民誰もがスポーツに親しみ、交流を深めることができるよう生涯スポーツから競技スポーツまでの幅広いスポーツの振興に力を注がれております。過去にはここを練習拠点にされパラリンピックに出場された方、また東京大会の有力候補者もおられると伺っており、今後の活動に期待しております。
 また、障がい者の自立や社会参加を進めるため、「大阪ワークセンター」の運営や「大阪府ITステーション」での就労支援事業の受託実施、さらには、大阪の秋の恒例行事ともなっている「共に生きる障がい者展」の開催による府民への啓発活動など、多様な事業をきめ細かく展開され、大きな成果を収められていることに対しまして、心より敬意を表します。
 今後とも、障がい者が地域で安心して生きがいを持って暮らせるよう「生活」や「就労」等に対する支援や府民への啓発など、貴協会の役割はますます重要になるものと思います。
 結びに、貴協会の益々のご発展を祈念いたしますとともに、皆様方にとりまして、令和の世が佳き時代となりますことを心よりお祈り申し上げます。

新年のごあいさつ

 一般財団法人 大阪市身体障害者団体協議会 会長 手嶋 勇一

 令和と元号が改まって初めての年始となりますが、皆様方にはお健やかに新年をお迎えなられたこととお慶び申し上げます。
 また、平素は皆様方より本会の活動に多大なご理解と御支援を賜り、心より感謝申し上げます。
 さて、現在国におきましては、「障害者差別解消法」の改正に向けての検討が、内閣府が設置した「障害者政策委員会」でなされております。私どもといたしましては、今は努力義務となっている民間事業者の合理的配慮の義務化や相談窓口の体制などの見直しを重視しつつ、当事者団体として地域の思いを国に伝えていくとともに、その動向を注視していきたいと考えております。
 同時に、改正障害者雇用促進法がこの4月から施行されるに当たって、同法成立時に採択された「雇用施策と福祉施策の一体的展開の推進を審議できる体制」を整備して、障がい者のため通勤や職場での支援のあり方を求める付帯決議による審議が進み、「障がい者の雇用拡大から継続就労、そして安定就労へ」との私どもの願いが実現するよう、職場環境の改善や通勤時等での介助・介護に対する公的支援などを皆様と共に求めてまいります。
 今年8月には東京パラリンピックがいよいよ開催されます。スポーツには障がいの有無は勿論、国籍や人種、宗派を超えて人々の心を一つにする力があります。
 障がいに対する社会の関心が一層高まる中、時代の潮流を捉え、障がい当事者である私たち自身が、手を携えて障がい理解の発信者として地域の中でしっかりと啓発に取り組んでいくことが何より大切であると思っておりますので、どうかご協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。
 年頭に当たりまして、貴会の益々のご発展と、本年が皆様方にとって幸多い年でありますようにご祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

新年のご挨拶

 一般財団法人 大阪府身体障害者福祉協会 会長 寺田 一男
 
 新年明けましておめでとうございます
 皆様方には輝かしい新年をご家族お揃いでお迎えのこととお慶び申し上げます。
 昨年は福祉協会の各事業が多くの方達にご支援を賜り大過無く終える事が出来ました事、心よりお礼申し上げます。
 会長に任して色々な方達とお会いしお話をする機会を得て気付かなかった事の多い事に驚いているしだいです。身体障害者福祉法が制定され今年で70年になります、70年の歴史の中で国内法及び条例等が著しく進み、特に国連の障害者権利条約の批准以降考え方や対応も大きく変わってまいりました。今年は障害者差別解消法が施行され3年が経過し見直しの年でもあります。差別の禁止と合理的配慮の提供が当たり前として市民に理解されるよう差別解消法を成長させなければならないと思います。又、障害者災害対策が、特に要援護者には急務で有ろうかと思います。一日も早い災害ネットワークを望むものです。
 結びに皆様方の今年一年のご健康とご多幸を祈念いたしております。

新年のごあいさつ

 一般財団法人 大阪府視覚障害者福祉協会 会長 髙橋 あい子

 新年明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、令和になって初めての新年を健やかに迎えのことと、お慶び申し上げます。
 平素は、当協会の事業の推進にご支援、ご協力をいただき厚くお礼申し上げます。 
 障害者差別解消法をはじめ、近年、法整備は進んでいるものの、視覚障害者の自立と社会参加は、相変わらず厳しいものがあります。本年6月には、森之宮に大阪府立福祉情報コミュニケーションセンターがオープンする予定ですが、新センターが、私たち障害者の自立と社会参加の拠点となることを期待しています。
 本年も、皆様方とともに、すべての障害者が地域で安心して自立することができるよう取り組んでまいりたいと存じます。
 終わりに、大阪障害者自立支援協会の皆様、本紙読者の皆様にとりまして、本年が実り多い年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

新年のごあいさつ
 
 公益社団法人 大阪聴力障害者協会 会長 大竹 浩司

 あけましておめでとうございます。
 昨年も多くの関係者からご協力やご支援をいただきました。厚くお礼申し上げます。
 元号が平成から令和に変わりました。平成時代の31年間を振り返ってみますと、画期的なのは2006(平成18)年に障害者権利条約(国連)が採択されたこと、国内では2011(平成23)年の障害者基本法改正で医学モデルでなく社会モデルにたった障害者支援への転換、2016(平成28)年4月施行の障害者差別解消法や改正障害者雇用促進法による「合理的配慮の提供」の義務化などがあげられると思います。
 でも旧優生保護法によって障害者が蒙った被害状況を例にみてもわかるように、我が国の障害者に対する施策や支援、また障害者に対する社会の理解は長い間充分ではありませんでした。
 社会モデルにしろ合理的配慮にしろこれらは始まったばかりです。この新しい考え方を、生活で実際に感じることができるようにするには長い年月を要しますが、私たち障害者が力を合わせ、途切れることなく課題や問題に取り組んでいってこそ実現はできます。
 障害者が安心して暮らせる街をめざして当会は前進してまいります。今年もよろしくお願い申し上げます。

新年のごあいさつ

 社会福祉法人 大阪府肢体不自由者協会 理事長 道井 忠男

 あけましておめでとうございます。令和になって初めての新年を迎えました。今年はパラリンピックが開催されますが、世界各国の障害のある一流選手の活躍が多くの人に感銘を与えることと思います。ただ、すばらしいプレーに感動するだけではなく、パラリンピックを通じて、障害者に対する理解が進むことを心から期待しています。以前、ある大学で利用者と対話しながら自動運転できるAIを搭載した車いすを開発中との報道がありましたが、令和の時代には、AIやIoT技術の進展が、障害者の生活をより便利に、より豊かにしていくと思います。そのこと自体は喜ばしい限りですが、障害者が暮らしやすい社会と言えるには、障害者への差別や偏見が解消されなければなりません。令和の時代こそ、障害者の人権が尊重され、障害者が普通に暮らせる、差別のない社会が実現するよう、当協会も微力ながら力を尽くしてまいりたいと、心新たにしているところです。

新年のごあいさつ

 社会福祉法人 大阪手をつなぐ育成会 理事長 坂本 ヒロ子